ノーブルマーズ（2013年生、母アイアンドユー）

ノーブルマーズ（2013年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+火星」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時15歳）と交配したアイアンドユーが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタガミファーム。2018年の宝塚記念(G1)で3着に入った他、2018年の目黒記念(ハンデG2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タガミファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって648万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉木伸彦によって1,188万円で落札された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

6月6日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ウインオスカーにクビ差交わされて2着となった。

6月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のエキドナに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高倉稜騎手（4戦1勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを5馬身以上確保して、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で高倉稜騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2016年）

1月10日、中7週で迎えた7戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高倉稜騎手（6戦1勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高倉稜騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マカヒキに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高倉稜騎手（8戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高倉稜騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のナムラヘイハチローをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月30日、中6週で迎えた11戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高倉稜騎手（10戦2勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で高倉稜騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月18日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で高倉稜騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の清滝特別（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で高倉稜騎手（13戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で高倉稜騎手（14戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエトランドルに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

11月19日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で高倉稜騎手（15戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

4歳（2017年）

4月2日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で高倉稜騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月29日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で高倉稜騎手（17戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたサラトガスピリット決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月21日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で高倉稜騎手（18戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の三田特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で高倉稜騎手（19戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のヴァフラームに1馬身3/4の差をつけて4勝目を奪取した。

10月21日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の古都ステークス（京都芝2400m 外回り雨/重）に出走。鞍上は21戦連続で高倉稜騎手（20戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で高倉稜騎手（21戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたクィーンチャーム決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月9日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオリオンステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で高倉稜騎手（22戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5歳（2018年）

1月8日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は24戦連続で高倉稜騎手（23戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウムブルフに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で高倉稜騎手（24戦5勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンの福島民報杯（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で高倉稜騎手（25戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、メトロポリタンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で高倉稜騎手（26戦5勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたベストアプローチ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で高倉稜騎手（27戦5勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウインテンダネス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月24日、中3週で迎えた29戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は29戦連続で高倉稜騎手（28戦5勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月4日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で高倉稜騎手（29戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた31戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で高倉稜騎手（30戦5勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

6歳（2019年）

1月13日、中6週で迎えた32戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で高倉稜騎手（31戦5勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月10日、中3週で迎えた33戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は33戦連続で高倉稜騎手（32戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

6月1日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は34戦連続で高倉稜騎手（33戦5勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた35戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は35戦連続で高倉稜騎手（34戦5勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた36戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は36戦連続で高倉稜騎手（35戦5勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月6日、中8週で迎えた37戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は37戦連続で高倉稜騎手（36戦5勝）。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は38戦連続で高倉稜騎手（37戦5勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた39戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、G3のチャレンジカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

7歳（2020年）

1月5日、中4週で迎えた40戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の日刊スポーツ賞中山金杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

2月16日、中5週で迎えた41戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月31日、約3か月半の休み明けで迎えた42戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（38戦5勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月12日、中5週で迎えた43戦目は、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（39戦5勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた44戦目は、ハンデG3の農林水産省賞典小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（40戦5勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンのケフェウスステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（41戦5勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた46戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高倉稜騎手（42戦5勝）。17頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた47戦目は、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高倉稜騎手（43戦5勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8歳（2021年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高倉稜騎手（44戦5勝）。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた49戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高倉稜騎手（45戦5勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた50戦目は、六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高倉稜騎手（46戦5勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

7月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた51戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、マイルグランプリトライアル（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

9歳（2022年）

6月30日、約12か月の休養明けで迎えた52戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、マイルグランプリトライアル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

7月31日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた53戦目は、M2のせきれい賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。