フラワースコール（2000年生、母スコールリボン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本直弘から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、加藤信之によって105万円で落札された。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2002年）

12月26日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は493kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアリオンカイザーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月21日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモエレビューティに1馬身の差をつけて優勝

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2004年）

1月4日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月5日、中4週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ミヤギノブランコにクビ差交わされて2着となった。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のミレーヌピューマに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月7日、中0週で迎えた17戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6月17日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月5日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスフィーダに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた21戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ミナミノチャプマンにアタマ差交わされて2着となった。

9月3日、中0週で迎えた23戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5歳（2005年）

4月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミラクルメーカーをハナ差振り切って4勝目をゲットした。

5月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（10戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた28戦目は、渚特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた30戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月9日、中2週で迎えた31戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。