ホープインザダーク（2019年生、母ラヴインザダーク）

ホープインザダーク（2019年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「暗闇の中の希望。母名より連想。困難な時代の希望となれるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時8歳）と交配したラヴインザダークが14歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C24。

経歴

デビュー前

ＤＭＭバヌーシーにて総額2,800万円（1.4万×2000口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月31日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は516kg。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

3歳（2022年）

5月28日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り18着に敗れた。

12月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のサントゥスタッシュを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、C25組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエントリーコードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、矢田川特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るカムアウトロールを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月3日、中3週で迎えた10戦目は、佐布里池特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラビットライトを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を奪取した。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた12戦目は、蔵開き賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの英彦山特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた15戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5歳（2024年）

1月20日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート2400m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は荻野極騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月14日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったデルマベルセブブに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったバウンティキャットに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐原秀泰騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトラストパッキャオを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を収める

6月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐原秀泰騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ナミブに交わされて1馬身差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた26戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、梅雨特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコウエイバクシンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた29戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、夏休み特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

9月7日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、有光社長ご就任特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は濱尚美騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた31戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた33戦目は、命名渡辺聖菜特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は濱尚美騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた34戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。