タイムイチフジ（1993年生、母ミスマスタニ）

タイムイチフジ（1993年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマツタイム（当時15歳）と交配したミスマスタニが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は室田千秋。戦績は、地方26戦12勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の豊岡・大石りくまつり特別。

経歴

デビュー前

渡辺幸生厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（1996年）

3月7日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダシタンエルザに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月3日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイケヤスダイドウに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

7月11日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシンタイムに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカズファイターに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスバンに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキングテットオーに2馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

10月9日、中1週で迎えた7戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1630m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた8戦目は、忠臣蔵特別（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウターテイオーから半馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1997年）

5月21日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、すずらん（園田ダート1630m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノマーベルに1馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

6月18日、中3週で迎えた11戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた12戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノウーマンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月19日、中3週で迎えた13戦目は、ニュータウン特別（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターオウジュに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、豊岡・大石りくまつり特別（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアレッポタイムに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月10日、中3週で迎えた15戦目は、合山特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（10戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1998年）

5月20日、約7か月半の休養明けで迎えた16戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノホーオンから1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナンセイローレルをアタマ差制して制した。

7月3日、中2週で迎えた18戦目は、ダリア（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（13戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1999年）

1月27日、約7か月の休み明けで迎えた19戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（14戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（15戦8勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、雪彦山特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（16戦8勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（17戦8勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（18戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウセイハに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月23日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（19戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で小牧太騎手（20戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、但東シルク温泉特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。