キリプリンセス（1983年生、母カネシラン）

キリプリンセス（1983年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクラウンドプリンス（当時14歳）と交配したカネシランが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠キタノ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方24戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年のプリンセス賞。

経歴

デビュー前

田中利衛厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1986年）

1月14日、デビュー戦は4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。鞍上は佐々木洋一騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタマミツテルに6馬身の差をつけて勝利を挙げた。

1月26日、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミミラーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月12日、3歳戦の水仙特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマダイセンに4馬身の差をつけて勝利を手にした。

3月14日、3歳戦の雲取特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツレーザーに5馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

5月6日、3歳戦の立夏特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、3歳戦の関東オークス（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木洋一騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月19日、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木洋一騎手。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のストレリチアに1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

7月10日、3歳戦のプリンセス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木洋一騎手。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノセンプーに2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

9月17日、ファーストレディー賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木洋一騎手。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、御台場特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木洋一騎手。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月6日、大田特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木洋一騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1987年）

1月1日、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木洋一騎手。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月17日、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木洋一騎手。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月26日、豊島特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木洋一騎手。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は本間茂騎手。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月21日、板橋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、天の川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田勝騎手。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月9日、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月23日、シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーケートから1馬身半差の2着となった。

9月26日、ファーストレディー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中央特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月6日、港特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノサンフォードをハナ差制してトップでゴールに飛び込んだ。

5歳（1988年）

1月17日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政見騎手。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月13日、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政見騎手。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

3月5日、ハンデ戦で5歳以上900万下の瀬戸特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政見騎手。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

3月20日、牝馬限定の5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政見騎手。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月24日、ハンデ戦で5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政見騎手。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

5月8日、5歳以上900万下（京都芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6月18日、牝馬限定の4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月2日、ハンデ戦で4歳以上900万下のHBC杯（札幌ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月31日、4歳以上900万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。