リワードヘヴン（2012年生、母リワードティアン）

リワードヘヴン（2012年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時13歳）と交配したリワードティアンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）リワード。戦績は、地方28戦9勝2着3回。2015年の土佐春花賞(地方重賞)に勝利した他、2015年の高知優駿(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

雑賀正光厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2014年）

11月23日、デビュー戦は永森大智騎手を鞍上に据えて、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、プリンセスプランにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のプリンセスボーラーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ニシケンカチドキにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオンダムに1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（5戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカラーパープルを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステラビアンカに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（8戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクイズリングテラスに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジュメーリイを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、清明特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で永森大智騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のDW2015九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた15戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、土佐ジロー特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（12戦6勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサンタンジェロをクビ差振り切って制した。

8月10日、中3週で迎えた17戦目は、土佐紬特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（13戦7勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の栴檀特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（14戦7勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた19戦目は、オッズパーク特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（15戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月22日、中0週で迎えた20戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（16戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のレオキングダムを半馬身振り切って8勝目を収める

10月11日、中2週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（17戦8勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハリマノワタリドリに2馬身半の差をつけて9勝目を手にした。

11月8日、中1週で迎えた23戦目は、大智騎手の誕生日特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（18戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十九二十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五 C3一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、ドリームアチーブに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月12日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた27戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた28戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。