ハッピーパワポケ（2017年生、母ハッピーチャート）

ハッピーパワポケ（2017年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したハッピーチャートが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、地方1戦0勝。2021年の2003 L-WINGオープン賞(一般C2一二)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、立岡広美によって280.8万円で落札された。

福永敏厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2019年）

6月7日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は425kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のロイヤルスピーダーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2020年）

5月1日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

6月3日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

6月26日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月25日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

4歳（2021年）

1月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセブンレジェンドに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のブラックバローズに1馬身1/4の差をつけて制した。

3月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月19日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月8日、中2週で迎えた18戦目は、2003 L-WINGオープン賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るグッドヴィジョンを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って雨中の一戦を制した。

10月5日、中3週で迎えた19戦目は、大井特化型AIうまたせ!生誕1周年賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルビープリンセスをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

11月3日、中3週で迎えた20戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた21戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、国際都市しながわ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、トゥーパンクスに半馬身交わされて2着となった。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、アデュー2021賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

7月18日、約6か月の休養明けで迎えた25戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、夏の宵特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた26戦目は、鳳仙花特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた27戦目は、羊雲特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた28戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、コウノトリの住めるまち鴻巣賞（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた29戦目は、三芳町特産富の川越いも賞（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

11月8日、中2週で迎えた30戦目は、金剛賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

6歳（2023年）

8月15日、約9か月半の休養明けで迎えた31戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた32戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた33戦目は、コウノトリの住めるまち鴻巣賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた34戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。