ウィンアドヴァンス（1996年生、母ショウミー）

ウィンアドヴァンス（1996年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時9歳）と交配したショウミーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中央牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方16戦2勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月24日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレンチクォーターを3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月1日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

4歳（2000年）

2月17日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、’00フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のビリケンジャックに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を制した。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

4月1日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

4月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた10戦目は、アルファルド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2001年）

3月7日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、ブラッドストーンスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハンターチャンスに4馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

6歳（2002年）

5月18日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた14戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鎌倉特別（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、5着に入り込んだ。

12月8日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

7歳（2003年）

1月11日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、エメラルドカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた20戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、阿蘇烏帽子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月10日、中7週で迎えた22戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた23戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、オパールカップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた24戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中留伸治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた25戦目は、雲仙岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた26戦目は、金峰山カップ（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は中留伸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8歳（2004年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中留伸治騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中留伸治騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた29戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中留伸治騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、中6週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた30戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で中留伸治騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。