インターセフォー（2001年生、母ケイシュウキット）

インターセフォー（2001年4月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋Ｋ－１選手の名前」。毛色は青毛。種牡馬のブロッコ（当時10歳）と交配したケイシュウキットが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方38戦11勝2着7回。2008年の’08プラチナカップに勝利した他、2005年のグランドマイラーズ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

8月12日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2004年）

5月23日、約9か月半の休養明けで迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスピードマンテンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

6月2日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のズイキシュウモンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゼンノミラクルに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタカエイチフジに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイアイハスラーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

4歳（2005年）

1月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、若水特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったリトルフェリスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、睦月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたチトセリュウ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、如月特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアリダーバローズに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月7日、中3週で迎えた11戦目は、マーチ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のグリフォンゲイルに2馬身の差をつけて制した。

3月22日、中1週で迎えた12戦目は、スターロード賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイナナキセキに4馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

4月19日、中3週で迎えた13戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（10戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウエダボーイに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月9日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の内外タイムス賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルモントファラオを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、’05スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（12戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダークスワンに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月26日、中4週で迎えた16戦目は、福島テレビオープン（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（13戦9勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月2日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（14戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたスピニングアロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベルモントストームにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

2月1日、中9週で迎えた19戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（15戦9勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（16戦9勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

4月20日、中6週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の卯月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（17戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞のシアンモア記念（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（18戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた23戦目は、’06スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月29日、中4週で迎えた24戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったブルーローレンスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6歳（2007年）

6月28日、約11か月の休み明けで迎えた27戦目は、武蔵野オープン（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月1日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

12月20日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、ハンデ戦のウインターイルミネーションハンデ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

7歳（2008年）

2月19日、中8週で迎えた30戦目は、’08ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の夢見月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（8戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の卯月特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（10戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた34戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、シンメイレグルスにクビ差交わされて2着となった。

6月2日、中3週で迎えた35戦目は、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の水無月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月2日、中1週で迎えた37戦目は、S3のゴールドカップ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた38戦目は、’08プラチナカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のメーンエベンターに1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた39戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。