シェアアプローズ（2006年生、母シェアエレガンス）

シェアアプローズ（2006年4月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「賞賛を分ける。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時12歳）と交配したシェアエレガンスが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方38戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の一般C16。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,575万円（7.88万×200口）で一口馬主が募集された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

8月29日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた3戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月11日、中7週で迎えた5戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた6戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ヨドノカントリーに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーデイズに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月18日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゼノンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた12戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5歳（2011年）

1月22日、中6週で迎えた14戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず14着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた16戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C23（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラートリーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月13日、中2週で迎えた19戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、屋形船特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月23日、中0週で迎えた20戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフジノベルモットに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月1日、連闘で迎えた21戦目は、がんばれ東日本（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャイナシャドウに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、フジノベルモットに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のオグリピッコロに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月28日、中1週で迎えた25戦目は、蛭ヶ野特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチャイナシャドウに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた27戦目は、第24弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（10戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のオートエトワールに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月7日、中2週で迎えた28戦目は、ファイト・東日本（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた29戦目は、まねき馬倶楽部in笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（12戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた30戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾島徹騎手（13戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた31戦目は、養老特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾島徹騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で尾島徹騎手（15戦3勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた33戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C10 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた34戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6歳（2012年）

1月27日、中3週で迎えた35戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた36戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた37戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた38戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、一般C18b（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた40戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた42戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C13 16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた43戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。