キョウワレインボー（1987年生、母カノコジョオー）

キョウワレインボー（1987年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴアリイフオージユ（当時12歳）と交配したカノコジョオーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方32戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年の一般C。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月29日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた7戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

10月15日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイチストロンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクレバースターに6馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧義成騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゲートウェイオーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧義成騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナンシンハンターに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で牧義成騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーフラツシユをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧義成騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーフラツシユに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（1991年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧義成騎手（6戦6勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、約6か月半の休み明けで迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（7戦6勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧義成騎手（8戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトウジョオーに1馬身の差をつけて制した。

10月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で牧義成騎手（9戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧義成騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロベアーから半馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧義成騎手（11戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノマッケンジーに8馬身の差をつけて優勝

12月2日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で牧義成騎手（12戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペクトリクインからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1992年）

1月1日、中3週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で牧義成騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧義成騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で牧義成騎手（15戦8勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で牧義成騎手（16戦8勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で牧義成騎手（17戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で牧義成騎手（18戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーカペラからハナ差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた31戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントテルミチから4馬身差の2着となった。

12月8日、中2週で迎えた32戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は矢ケ部徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた33戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1993年）

1月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田寿雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた35戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧義成騎手（19戦8勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（20戦8勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧義成騎手（21戦8勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングトーマスからクビ差の2着となった。

3月30日、中2週で迎えた39戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢ケ部徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた40戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧義成騎手（22戦8勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた41戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（23戦8勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。