ニホンピロベアー（1986年生、母グレービー）
Nihon Pillow Bear
1986.04.15
ニホンピロベアー（1986年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザリー（当時14歳）と交配したグレービーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方54戦12勝2着10回。主な勝ち鞍は1992年の一般C。
経歴
デビュー前
伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
2月5日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
4歳（1990年）
4月28日、約15か月の休み明けで迎えた2戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
5月4日、連闘で迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。
5月13日、連闘で迎えた4戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
7月4日、中6週で迎えた5戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパーティホストに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月29日、中3週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナンシンハンターに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキューティボーイに5馬身の差をつけて制した。
9月10日、中3週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンハピネスから2馬身差の2着に敗北した。
10月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロングアンタレスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月19日、中3週で迎えた11戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のパーティホストに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月3日、中1週で迎えた12戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（6戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジミグラナダに1馬身の差をつけて6勝目をマークした。
12月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（7戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1991年）
8月16日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（8戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月17日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（9戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミタカハタから4馬身差の2着となった。
10月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（11戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワレインボーに半馬身の差をつけて優勝
11月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後はドウカンアンサーと並んで4着同着となった。
12月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で川口道助騎手（13戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワノーブルをクビ差制して勝利を手に入れた。
12月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で川口道助騎手（14戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリニアーフレックスからアタマ差の2着に甘んじた。
6歳（1992年）
1月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で川口道助騎手（15戦7勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で川口道助騎手（16戦7勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で川口道助騎手（17戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサインパルから2馬身差の2着となった。
2月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で川口道助騎手（18戦7勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパージャックから1馬身差の2着となった。
3月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で川口道助騎手（19戦7勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウケンスターから半馬身差の2着となった。
3月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で川口道助騎手（20戦7勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパージャックをクビ差制して9勝目を奪取した。
4月12日、中2週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で川口道助騎手（21戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユウケンスターに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月5日、中2週で迎えた29戦目は、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で川口道助騎手（22戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターノベンバーから1馬身差の2着に敗北した。
11月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月7日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川口道助騎手（23戦9勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた32戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（24戦9勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアーフレックスに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
7歳（1993年）
1月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
1月25日、中2週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（25戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカンキョウランランに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
2月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
2月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月12日、中6週で迎えた37戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（26戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（27戦11勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月2日、連闘で迎えた39戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月31日、中3週で迎えた40戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた41戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆三騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングトーマスから2馬身差の2着となった。
7月20日、中2週で迎えた43戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆三騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた44戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆三騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた45戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた46戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川口道助騎手（28戦11勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月5日、中1週で迎えた47戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（29戦11勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた48戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた49戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢ケ部徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンバンカーから1馬身差の2着となった。
8歳（1994年）
1月15日、中1週で迎えた50戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢ケ部徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーから6馬身差の2着となった。
1月30日、中1週で迎えた51戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（30戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月11日、中1週で迎えた52戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（31戦11勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた53戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた54戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月10日、中2週で迎えた55戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（32戦11勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月3日、中2週で迎えた56戦目は、山下慎一騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた57戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下慎一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月22日、連闘で迎えた58戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下慎一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。