セイウンダマシイ（2020年生、母ラソ）

Seiun Damashii

2020.02.16

セイウンダマシイ（2020年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+魂」。毛色は青毛。種牡馬のネロ（当時9歳）と交配したラソが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月2日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったサノノウォーリアにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

11月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったハチメンロッピにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデイズオブドリームを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2023年）

1月21日、中6週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた10戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

5月13日、中6週で迎えた11戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。4着に入った。

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。最後は、2着のイルルージュに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの清津峡特別（新潟芝1200m 小雨/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

4歳（2024年）

1月13日、中9週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り 小雨/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は大野拓弥騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

4月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。