ニシデングレイス（1995年生、母スペシャルロマン）
1995.05.12
ニシデングレイス（1995年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時11歳）と交配したスペシャルロマンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は橋本 寛敏。戦績は、地方46戦9勝2着7回。主な勝ち鞍は1999年の穂高特別(アラ系一般B2 C1)。
経歴
デビュー前
柳江俊明厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1997年）
10月1日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミクヒロツバサをクビ差制して初白星を挙げた。
10月23日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヅミヒリュウから3馬身差の2着に敗北した。
11月25日、中1週で迎えた4戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月30日、中4週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3歳（1998年）
1月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマーオブラブから半馬身差の2着に敗北した。
1月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月23日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキワビジンからハナ差の2着に甘んじた。
3月12日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月5日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホウシュウトミカワを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。
4月26日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
5月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイリュウスターを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝
6月8日、中3週で迎えた14戦目は、木曽川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川原正一騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
6月23日、中1週で迎えた15戦目は、あやめ特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。
7月15日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラッキーソードに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月29日、中1週で迎えた17戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた18戦目は、春駒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた19戦目は、蛭ケ野特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたセイエイマシン決め手に屈してアタマ差の2着となった。
9月17日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。
10月5日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
11月10日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた24戦目は、いろり火特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
12月17日、中2週で迎えた25戦目は、片桐昭貢騎手を鞍上に迎えて、北アルプス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
4歳（1999年）
1月2日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったイッシンチカラにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
4月7日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキワヒーローに8馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
4月29日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。
5月20日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスギノヤマノオーに4馬身の差をつけて6勝目をゲットした。
6月9日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（13戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったハマノブルショワに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
6月22日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒカリラインに2馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。
7月13日、中2週で迎えた32戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハマノトウザイに1馬身半の差をつけて制した。
7月30日、中1週で迎えた33戦目は、揖斐峡特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
8月13日、中1週で迎えた34戦目は、岐阜ヤクルトカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた35戦目は、舟山特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（18戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で安藤光彰騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。
10月1日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた37戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、竜神特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた38戦目は、ミルクカップ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた39戦目は、中山七里特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。
11月24日、中1週で迎えた40戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、白山特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。
12月14日、中2週で迎えた41戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、流葉特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったイワノヒットキングに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
12月31日、中1週で迎えた42戦目は、岐阜新聞杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（20戦6勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
5歳（2000年）
1月16日、中1週で迎えた43戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、国東賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月11日、中3週で迎えた44戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、豊後梅特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた45戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、日刊スポーツ杯（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月19日、中2週で迎えた46戦目は、豊前特別（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイルリュウオーに1馬身半の差をつけて9勝目を手中に収めた。