ハマノブルショワ（1996年生、母タカノブルシヨワ）
1996.04.20
ハマノブルショワ（1996年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時19歳）と交配したタカノブルシヨワが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、地方37戦14勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の東海グローリ(アラ系一般A12 B1)。
経歴
デビュー前
青木和夫厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1998年）
11月25日、デビュー戦は大塚研司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキタノガンバを半馬身捉え切れず2着に敗北した。
12月17日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキヨハタホーオンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月29日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャックハンターに8馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
3歳（1999年）
1月11日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキワノチーフに4馬身の差をつけて3勝目をゲットした。
2月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
2月26日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。
3月14日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキワノチーフに約13馬身の大差をつけて4勝目を獲得した。
4月8日、中3週で迎えた8戦目は、笠置特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシデンレディーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月29日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のガバナーテイセンに2馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
5月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。
6月9日、中2週で迎えた11戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニシデングレイスに1馬身の差をつけて7勝目を収める
6月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンのアラブ王冠（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（10戦6勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月29日、中3週で迎えた13戦目は、納涼特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のハマノトウザイを半馬身振り切って8勝目をマークした。
8月12日、中1週で迎えた14戦目は、郡上特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ヒカリラインに半馬身交わされて2着に敗北した。
8月27日、中1週で迎えた15戦目は、舟山特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒカリラインに1馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。
9月16日、中2週で迎えた16戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のドミールタッチをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
10月3日、中1週で迎えた17戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた18戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブラウンビートに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月17日、中3週で迎えた19戦目は、3歳オープンの帝冠賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4歳（2000年）
4月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、淡墨桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
4月27日、中2週で迎えた21戦目は、れんげ特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で安藤勝己騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はセイエイマシンと並んで2着同着となった。
5月15日、中2週で迎えた22戦目は、金華山特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
6月2日、中2週で迎えた23戦目は、日本ライン短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクールマックスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月19日、中1週で迎えた24戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、花しょうぶ特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。
7月14日、中3週で迎えた25戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
8月18日、中4週で迎えた26戦目は、立秋特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた27戦目は、舟山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
9月14日、中1週で迎えた28戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。
10月17日、中4週で迎えた29戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（12戦6勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セイエイマシンにクビ差交わされて2着となった。
5歳（2001年）
3月15日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。
4月3日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般A（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキヨハタホーオンに3馬身の差をつけて制した。
4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、れんげ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（15戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。
8月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた33戦目は、アラ系一般A4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（16戦7勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般A10 12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（17戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピンクジュビアに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
9月26日、中1週で迎えた35戦目は、イチイの木特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（18戦8勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
10月15日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系一般A8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（19戦8勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、シリウスジュニアに交わされて2馬身差の2着となった。
11月7日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般A4-7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（20戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ナイスヒロシにアタマ差交わされて2着に甘んじた。