トキノオリエント（1984年生、母アンザラヒカリ）

トキノオリエント（1984年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランドギフト（当時9歳）と交配したアンザラヒカリが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は川上治朗。戦績は、中央平地5戦1勝、地方19戦4勝2着5回。1988年の中日新聞杯(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大和田五郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1986年）

10月12日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバレンザンから4馬身差の2着となった。

11月12日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシローオンリーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1987年）

1月7日、連闘で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンノオミネからクビ差の2着に甘んじた。

2月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の水仙特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月4日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野崎武司騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野崎武司騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で野崎武司騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリールナをクビ差制して勝利をモノにする

7月16日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のほおずき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野崎武司騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノガリバーに半馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のサルビア特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で野崎武司騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンサミツトから2馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のコスモス特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で野崎武司騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンクインに1馬身半の差をつけて優勝

10月7日、中4週で迎えた13戦目は、橘眞樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月11日、中8週で迎えた14戦目は、年の瀬特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（12戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた15戦目は、年忘れ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモフジから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1988年）

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、頌春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノワイルドから3馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中6週で迎えた17戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた18戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒデリュウオーを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

4月3日、中3週で迎えた19戦目は、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた20戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのメイステークス（東京芝2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5歳（1989年）

7月8日、約14か月半の休み明けで迎えた21戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1400万下のルビーステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた23戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1990年）

12月29日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。