スーパーステション（2014年生、母ワイルドイマージュ）
Superstition
2014.05.06
スーパーステション（2014年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時12歳）と交配したワイルドイマージュが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2018年の道営記念(地方重賞)に勝利した他、2017年のダービーグランプリ(M1)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2016年）
5月18日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマイティキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
6月30日、中5週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。
8月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
9月15日、中5週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
10月6日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた7戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
3歳（2017年）
5月31日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のふたご座特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハタノフォルトゥナに3馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。
6月14日、中1週で迎えた9戦目は、地方自治研究日高特別（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るインディーズルアーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
6月29日、中1週で迎えた10戦目は、みついし蓬莱山まつり特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モンサンルリアンに半馬身交わされて2着に敗北した。
7月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストーンリバーに7馬身の差をつけて4勝目を手にした。
8月29日、中4週で迎えた12戦目は、マリーゴールド特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモンサンルリアンに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
9月27日、中3週で迎えた13戦目は、つぼ八特別2（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で阿部龍騎手（10戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクラウンビュレットに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
10月25日、中3週で迎えた14戦目は、くっちゃんじゃが特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部龍騎手（11戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパーソナルマキに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月19日、中3週で迎えた15戦目は、3歳M1のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 雪/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で阿部龍騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のフリビオンに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
4歳（2018年）
1月3日、中5週で迎えた16戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部龍騎手（13戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。
2月20日、中6週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、バレンタイン賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。
4月25日、中8週で迎えた18戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（14戦8勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のドラゴンエアルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
5月23日、中3週で迎えた19戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（15戦9勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンエアルに4馬身の差をつけて制した。
7月19日、中7週で迎えた20戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（16戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモズオトコマエに7馬身の差をつけて1番人気に応えた。
9月27日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、地方重賞の旭岳賞（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（17戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るドラゴンエアルを驚異的な末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
10月17日、中2週で迎えた22戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（18戦12勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワークアンドラブに約12馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
11月15日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（19戦13勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタービランスに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
12月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（20戦14勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。
5歳（2019年）
4月23日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（ゴールドシップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（21戦14勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオヤコダカに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
5月21日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（マインドユアビスケ（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部龍騎手（22戦15勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステージインパクトに約13馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。
6月26日、中4週で迎えた27戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部龍騎手（23戦16勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた28戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で阿部龍騎手（24戦16勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオヤコダカを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断然の支持に応えた。
9月12日、中7週で迎えた29戦目は、地方重賞の旭岳賞（クリエイター2賞）（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で阿部龍騎手（25戦17勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオヤコダカに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。
6歳（2020年）
8月27日、約11か月半の休み明けで迎えた30戦目は、スマホアプリJA2MP特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部龍騎手（26戦18勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
10月7日、中5週で迎えた31戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で阿部龍騎手（27戦18勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のルールソヴァールに3馬身の差をつけて勝利をモノにする
デビュー前
角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。
9月8日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、ドゥラメンテ・メモリアル（門別ダート1700m 曇/重）に出走。7頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。
8歳（2022年）
8月3日、約22か月の休養明けで迎えた32戦目は、「平取すずらん」特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で阿部龍騎手（28戦19勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のドテライヤツに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。