シゲルクシエラ（2005年生、母フジノチャイナ）

シゲルクシエラ（2005年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋欲しい（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリズマティック（当時9歳）と交配したフジノチャイナが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は佐藤鉄也。戦績は、中央平地9戦1勝、地方20戦2勝2着4回。2008年の荒炎賞(地方重賞)で2着に入った他、2008年の荒尾クイーン特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤陽一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって231万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパワーウェーブを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は勢いを失って18着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

3歳（2008年）

2月2日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた6戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって17着に終わった。

5月21日、中6週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、ひなげし特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムワッゼエから半馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中2週で迎えた12戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマスピードに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

7月22日、中3週で迎えた13戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテットウテツビから7馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフサイチクローバーから9馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた16戦目は、グリーンランドリゾートカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートホーラーに3馬身の差をつけて優勝

9月24日、中2週で迎えた17戦目は、俵山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた18戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、かんなづき特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた20戦目は、神楽酒造芋焼酎天孫降臨杯（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた21戦目は、池本徳子騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた22戦目は、雪見草特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた23戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた24戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2009M&Kジョッキーズカップ（第4戦）（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、立春特設（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースダンシングから1馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた26戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた27戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ウインタージョッキーズ（第2戦）（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた28戦目は、梨の花ウォーク特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた29戦目は、上荒尾熊野座神楽特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。