キングシャム（1997年生、母リュウボサツ）

キングシャム（1997年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘイルシャム（当時9歳）と交配したリュウボサツが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）三浦牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦3勝2着6回。2000年の端午賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

橋本茂喜厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1999年）

7月24日、デビュー戦は金井正幸騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインレオパレスから3馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスミノエースから1馬身半差の2着となった。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリノスパートに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイブリッジヤマトに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦2勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

3歳（2000年）

4月23日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で工藤勉騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の端午賞（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で工藤勉騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインザゲームから2馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のエメラルドカップ（高崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で工藤勉騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノギャンブラーに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月20日、中8週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で工藤勉騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中6週で迎えた12戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で工藤勉騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークアンドオークから3馬身差の2着となった。

10月14日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で工藤勉騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた14戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で工藤勉騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノオアシスからクビ差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で工藤勉騎手（11戦3勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月28日、中5週で迎えた16戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は早見多加志騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早見多加志騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早見多加志騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた21戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早見多加志騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1八九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で早見多加志騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた26戦目は、トゥインクルジョッキー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早見多加志騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月20日、中0週で迎えた27戦目は、やぎ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早見多加志騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

8月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早見多加志騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早見多加志騎手（9戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5歳（2002年）

4月30日、約8か月半の休養明けで迎えた30戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた31戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったサファリワンダフルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた34戦目は、内田竹彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。