ツーエムカイザー（2012年生、母シャドウダンス）

ツーエムカイザー（2012年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋皇帝（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時13歳）と交配したシャドウダンスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇一幸から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中脇一幸から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、水谷昌晃によって420万円で落札された。

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月12日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、伸びてきたロングスピーク決め手に屈してクビ差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

5月12日、中9週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登見附島賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシゲルエイサーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2016年）

2月13日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のアーネストミノルを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

4月3日、中2週で迎えた8戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月28日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた10戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、加古川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月28日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったメンカウラーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5歳（2017年）

5月23日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、金沢城賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルクデラポムに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

6月25日、中4週で迎えた16戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の清里特別（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた17戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月10日、中6週で迎えた18戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月24日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、神楽月特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、マッジョネラにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月22日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のファイナルドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、エメラルムサシに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2018年）

7月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ちちぶのじかプロジェクト賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた23戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、元気いっぱい!南区ヒマワリ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のオッドアイに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月6日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のサファイア特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したシークレットアリアにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月27日、中2週で迎えた25戦目は、秋霜特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のホワイトキングダムを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

10月26日、中3週で迎えた26戦目は、久喜といえば梨で賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた27戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、樅の木特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のグローリアスペルレをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月24日、中4週で迎えた28戦目は、千両特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7歳（2019年）

3月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた29戦目は、春光特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナスノフラッシュに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月2日、中4週で迎えた30戦目は、オオムラサキツツジ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、伸びてきたオールザベスト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の薫風特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた32戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、トーセンゼロスに交わされて4馬身差の2着となった。

12月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、ハンデ戦の師走特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のランニングウインドを3/4馬身振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

8歳（2020年）

1月14日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の迎春特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた35戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の初音特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の麗日特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の芝桜特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた38戦目は、小田原市市制施行80周年記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた39戦目は、薫風特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の風待月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のテイクトゥモローに6馬身の差をつけて9勝目を手にした。

7月24日、中3週で迎えた41戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のスポーツの日特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ブラックジョーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月27日、約4か月の休養明けで迎えた42戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のひいらぎ特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた43戦目は、花鳥風月賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9歳（2021年）

1月7日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の初春特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた45戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた46戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

7月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた47戦目は、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

7月27日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた48戦目は、武甲山特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた49戦目は、ハンデ戦の新涼特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古岡勇樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、ヨドノオーシャンに交わされて1馬身差の2着となった。

9月24日、中3週で迎えた50戦目は、秋の夜特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古岡勇樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた51戦目は、紅葉特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で古岡勇樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた52戦目は、射手座特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古岡勇樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10歳（2022年）

3月14日、約3か月半の休養明けで迎えた53戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3月も楽天競馬で楽しく投票!賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた54戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、ハクレイ爆誕記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ハクサンルドルフにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月10日、中2週で迎えた55戦目は、月桂樹特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた56戦目は、菜生ちゃん24歳お誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた57戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた58戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた59戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた60戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた61戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた62戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたウインカンターレ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた63戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた64戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

デビュー前

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

12月31日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた65戦目は、トニージェント・メモリアル（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

11歳（2023年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた66戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウミザオに2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。