アップドラフト（2013年生、母エイシンルンルン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

3歳（2016年）

3月4日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコレットに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月25日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のムーンライトハニーをクビ差振り切って2勝目を手にした。

9月9日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったムーンライトハニーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月4日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルサフィルスを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月22日、中6週で迎えた6戦目は、向寒特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のイエスペガサスに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2017年）

4月27日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、世界盆栽大会開催記念（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のインデアンレコードに1馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

6月1日、中4週で迎えた8戦目は、夏椿特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

7月6日、中4週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、最強、ずぶぬれよみうりランド賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のヤマニンバビルサに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月1日、中3週で迎えた10戦目は、8月5日あつぎ鮎まつり大花火大会開催特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスウィートピカンテに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月9日、中5週で迎えた11戦目は、全国餃子まつりinかわさき開催記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のグランドエンジェルに3馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

10月17日、中4週で迎えた12戦目は、神無月特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、霜月特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5歳（2018年）

5月3日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のBダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、トップスターに半馬身交わされて2着となった。

5月18日、中1週で迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、小田原市特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のブルーマネーを半馬身振り切って9勝目を手中に収めた。

10月15日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、水が育む愛の町愛川町記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

11月22日、中4週で迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、川崎読売会記念 5th（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、千客万来特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたロードグレイス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

1月28日、中3週で迎えた20戦目は、かながわグルメフェスタ2019in厚木杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた21戦目は、春めき桜まつり特別（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた22戦目は、未病いやしの里の駅「おんりーゆー」賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のフェンドオフに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

5月13日、中4週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、開成町あじさいまつり特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月18日、約7か月半の休み明けで迎えた24戦目は、チャーチルダウンズ杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

7歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた25戦目は、七福神特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のグリズリダンスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月22日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のラベンダースプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

9月1日、中5週で迎えた27戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、鬼百合賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた28戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、紅葉月特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、3着に入った。

10月15日、中2週で迎えた29戦目は、薄紅葉特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた30戦目は、時雨空特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（6戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた31戦目は、湯河原梅林特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、ヒルノバーゼルに3/4馬身交わされて2着となった。

8歳（2021年）

5月27日、約5か月半の休養明けで迎えた32戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、紫電一閃賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた34戦目は、明治記念大磯邸園賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた35戦目は、やまなみ五湖「丹沢湖」賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（8戦5勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた36戦目は、八月尽賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。