ムーンライトハニー（2013年生、母ムーンシンフォニー）

ムーンライトハニー（2013年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時19歳）と交配したムーンシンフォニーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方20戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の湘南江の島海の女王杯(一般C2三)。

経歴

デビュー前

安池成実厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2016年）

5月27日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のキャンパスチャレンジカップ（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤビシャンスを豪脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したアップドラフトにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムオーストリーに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアップドラフトに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

10月4日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のサルビアカップ（川崎ダート2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4歳（2017年）

3月2日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、陽春特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

4月6日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のチューリップ賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた10戦目は、ダイヤモンド特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

7月7日、中6週で迎えた12戦目は、湘南江の島海の女王杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦3勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニシノライトに1馬身の差をつけて優勝

8月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた14戦目は、県営電気ユーシンブルー杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディーエスファッドに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦の「かわさき餃子みそ」記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（14戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったチャイヨーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の木の実賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で今野忠成騎手（15戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアクトナチュラリーをクビ差振り切って6勝目を手にした。

5歳（2018年）

4月6日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた17戦目は、神速賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で今野忠成騎手（16戦6勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のアカシア賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で今野忠成騎手（17戦6勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のドラゴンポテトグランプリ獲得記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で今野忠成騎手（18戦6勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた20戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のラベンダー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。