ヒーロームーヴ（1997年生、母ストームダンス）

ヒーロームーヴ（1997年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したストームダンスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方14戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般B1。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

7月29日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したマダムアフリートにハナ差届かず2着となった。

4歳（2001年）

7月21日、約11か月の休養明けで迎えた4戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のステートリーボーイに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイエスクレインに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月8日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフロンティアホープに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイセイウンに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、岩洞湖特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2002年）

4月14日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉淳志騎手（5戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドスキーから2馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、大屋梅特別（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉淳志騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉淳志騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボーエスプリに7馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

6月1日、中3週で迎えた12戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で千葉淳志騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスエスレディからアタマ差の2着に甘んじた。

7月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルサンテからクビ差の2着に甘んじた。

8月16日、中4週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた14戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイマイルズをクビ差制して6勝目を手に入れた。

9月22日、中4週で迎えた15戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2003年）

4月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、山口俊騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローバルボーイからクビ差の2着に惜敗した。

4月20日、中1週で迎えた17戦目は、新緑賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。