スイートソウル（1998年生、母スイートイブン）

スイートソウル（1998年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時7歳）と交配したスイートイブンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地6戦0勝、地方42戦7勝2着6回。2000年の栄冠賞(地方重賞)で2着に入った他、2001年のタイキブリザード特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、白瀬常雄から「プレミア現役馬トレードセールサラブレッド」に上場されたが主取りとなった。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月5日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノティガに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルシュガーに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月29日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサヘイローからクビ差の2着に甘んじた。

7月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

9月9日、中7週で迎えた5戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

11月9日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤマエンデバーからクビ差の2着に甘んじた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、2歳オープンのアジュディケーティング特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2001年）

4月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのタイキブリザード特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤマエンデバーから5馬身差の2着となった。

7月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた15戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた16戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（9戦2勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた17戦目は、えりも特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘヴントウショウから6馬身差の2着に敗北した。

11月27日、連闘で迎えた18戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、平賀特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビーマイプリンセスをアタマ差制して久しぶりに白星を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた19戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2002年）

4月18日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、富浜特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた21戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた22戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、平岸特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた24戦目は、日本農業新聞特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハルクマニアに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月20日、中7週で迎えた25戦目は、豊富ミルク特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた26戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（15戦3勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた27戦目は、浦河YEG特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（16戦3勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた28戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（17戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた29戦目は、新冠町商工会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた30戦目は、帯広川西農業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（18戦3勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた31戦目は、みついし蓬莱山特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（19戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月28日、中5週で迎えた32戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2四五（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したネジェムにアタマ差届かず2着となった。

2月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた36戦目は、春霞特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた37戦目は、江古田特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハネダシアトルをクビ差捉え切れず2着となった。

4月21日、中4週で迎えた38戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、一般C1（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るネジェムを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

6月11日、中3週で迎えた40戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグリーンスパーを3/4馬身振り切って優勝

7月29日、中4週で迎えた42戦目は、盛夏特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた43戦目は、みずがめ座特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（11戦2勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた44戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で堀千亜樹騎手（12戦2勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた45戦目は、白露特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で堀千亜樹騎手（13戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のケージータイガーに2馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

9月30日、中2週で迎えた46戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で堀千亜樹騎手（14戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月10日、中0週で迎えた47戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で堀千亜樹騎手（15戦3勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた48戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で堀千亜樹騎手（16戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。