スリーポリッシュ（1994年生、母ディスコフリーオン）

スリーポリッシュ（1994年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時10歳）と交配したディスコフリーオンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は土肥四三市。戦績は、中央平地8戦0勝、地方28戦14勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の4歳。

経歴

デビュー前

野島豊厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1996年）

12月3日、デビュー戦は下窪道盛騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒメイトをハナ差制して初白星を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下窪道盛騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイマーシャルに1馬身半の差をつけて制した。

3歳（1997年）

1月2日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で下窪道盛騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下窪道盛騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタナインから1馬身半差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下窪道盛騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライングレイスから1馬身半差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下窪道盛騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のバーナードコトブキに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月8日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で下窪道盛騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエバラクインに3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月30日、中2週で迎えた8戦目は、B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下窪道盛騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエバラクインに2馬身半の差をつけて制した。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で下窪道盛騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーアトムに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月7日、中7週で迎えた10戦目は、B4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で下窪道盛騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で下窪道盛騎手（10戦6勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、中8週で迎えた12戦目は、B4（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で下窪道盛騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のバーナードコトブキに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で下窪道盛騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカズサニセイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、冬至特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で下窪道盛騎手（13戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のファンドリタイムに1馬身半の差をつけて9勝目を手にした。

4歳（1998年）

1月1日、中0週で迎えた15戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で下窪道盛騎手（14戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバースキーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月23日、中2週で迎えた16戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で下窪道盛騎手（15戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナルシルバーエースに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で下窪道盛騎手（16戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエーコーエクセルに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で下窪道盛騎手（17戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーアタックに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で下窪道盛騎手（18戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノトルネードをクビ差制して貫禄の8連勝を決めた。

3月26日、中2週で迎えた20戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で下窪道盛騎手（19戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオスカーキルトから半馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた21戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、やまぶき特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーイソハルから半馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中9週で迎えた22戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は下窪道盛騎手（20戦14勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ききょう特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた24戦目は、コスモス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノトルネードから半馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中5週で迎えた25戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5歳（1999年）

1月9日、中3週で迎えた27戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

6月26日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

7月24日、連闘で馬体重を前走から16kg戻して迎えた31戦目は、4歳以上500万下（函館ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた32戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

11月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた33戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップミネルヴア賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた34戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上松瀬竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（2001年）

3月6日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた35戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップオルフェウス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月27日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、名古屋チャレンジカップオデュセウス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。