マッキーローレル（1997年生、母シーダンサー）

マッキーローレル（1997年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時5歳）と交配したシーダンサーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦9勝2着6回。2003年の白山大賞典(G3)で3着に入った他、2000年の菊水賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広富牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本忠男厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1999年）

6月30日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、3歳（姫路ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は441kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリマトップレディからクビ差の2着となった。

8月12日、中5週で迎えた2戦目は、新子雅司騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2000年）

3月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた3戦目は、4歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスターダストクィンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の大撫山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイダンサーに半馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジェンドハンターから8馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクールシャワーに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた8戦目は、3歳ハンデ地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアヤノミドリからハナ差の2着に甘んじた。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平松徳彦騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライトニングヤマトに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

8月13日、中4週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平松徳彦騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマエストロセゴビアをクビ差振り切って5勝目をつかんだ。

9月17日、中4週で迎えた11戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で平松徳彦騎手（9戦5勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月22日、中4週で迎えた12戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

12月9日、中6週で迎えた13戦目は、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

4歳（2001年）

1月26日、中6週で迎えた14戦目は、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1400m 曇/不良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は平松徳彦騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイトクヒテンに6馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

2月8日、中1週で迎えた15戦目は、やしろ鴨川の郷特別（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエクスハリケーンに5馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

5歳（2002年）

5月30日、約16か月の休養明けで迎えた16戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた17戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（12戦7勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6歳（2003年）

1月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（13戦7勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマッキーエクセル決め手に屈して半馬身差の2着となった。

2月6日、中2週で迎えた19戦目は、ウインターカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（14戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタッチダウンパスを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月19日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモガミマイウエーに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4月23日、中4週で迎えた21戦目は、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（16戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイヤモナークを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中4週で迎えた22戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（17戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた23戦目は、サントリーモルツカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で平松徳彦騎手（18戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモガミマイウエーに1馬身半の差をつけて制した。

10月14日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月20日、中4週で迎えた25戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7歳（2004年）

11月4日、約11か月半の休養明けで迎えた26戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（園田ダート1870m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた27戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8歳（2005年）

1月3日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月4日、中4週で迎えた29戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。