トシヴォイス（1991年生、母ノルデンフリマー）

トシヴォイス（1991年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシルヴアーヴオイス（当時8歳）と交配したノルデンフリマーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地64戦7勝2着6回、中央障害2戦0勝、地方5戦1勝。1997年のクラスターカップ(G3)に勝利した他、1997年のコーラルステークス(オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

3月5日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

3月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての2番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のインターギャルソンに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったコアレスドールにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた10戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャーロックナムラに1馬身3/4の差をつけて2勝目を収める

10月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた16戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の平安建都1200年記念（京都芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた17戦目は、L.オサリバン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’94ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の香取特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4歳（1995年）

1月5日、中2週で迎えた19戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったコウヒロキョウシャに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月4日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた21戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた22戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の播磨特別（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は上村洋行騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた24戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマニンアヘッドに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月7日、中2週で迎えた25戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の欅ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は上村洋行騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた27戦目は、麦秋ステークス（東京ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた28戦目は、鞍上は松本達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の不知火特別（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五条坂特別（京都ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

10月8日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本達也騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したスターアルファを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本達也騎手（7戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本達也騎手（8戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハヤテグレシャスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた36戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（1996年）

1月6日、中3週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月25日、約4か月半の休養明けで迎えた39戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた40戦目は、5歳以上900万下の夏至特別（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（12戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下の鷹取特別（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松本達也騎手（13戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた43戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の千倉特別（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月31日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた44戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月7日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた45戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（14戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマチカネテノールに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（15戦2勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミルキーウイナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

10月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、貴船ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（16戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ホーマンランドオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月23日、中4週で迎えた48戦目は、甲斐路ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（17戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のエプソムカラーに3馬身の差をつけて制した。

12月8日、中1週で迎えた49戦目は、元町ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（18戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（1997年）

2月8日、中8週で迎えた50戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、春望ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた51戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（19戦4勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャドウクリークを半馬身差し切って7勝目を掴み取った。

4月19日、中5週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンのオアシスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（20戦5勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた53戦目は、栗東ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（21戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったレザームーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月12日、中4週で迎えた54戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（22戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月11日、中8週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた55戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（23戦5勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノマッケンオーをアタマ差制して初の重賞タイトルを掴み取った。

9月13日、中4週で迎えた56戦目は、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本達也騎手（24戦6勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた57戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた58戦目は、ハンデ戦でオープンの神無月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた59戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（25戦6勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7歳（1998年）

11月15日、約12か月半の休み明けで迎えた60戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（26戦6勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた61戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

8歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた62戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（27戦6勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた63戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（28戦6勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた64戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月21日、中3週で迎えた65戦目は、東風ステークス（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた66戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（29戦6勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた67戦目は、栗東ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（30戦6勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた68戦目は、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（31戦6勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた69戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた70戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（32戦6勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた71戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。