デザートビュー（2000年生、母マルシンヴィラーゴ）

デザートビュー（2000年2月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時23歳）と交配したマルシンヴィラーゴが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方17戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の銀杯(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

徳本慶一厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2002年）

7月13日、デビュー戦は渡辺博文騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイコウに約16馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロゴーゴーに約14馬身の大差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイコウからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（2003年）

2月2日、中7週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミスパートに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシボウタッチに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

3月22日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のクイーンカップ（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスラッキーに約20馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

4月20日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイシャレードに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の福山ダービー（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエストクインシーから2馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の銀杯（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦6勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のラピッドリーランに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月9日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、虫の音特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた12戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2004年）

1月4日、中2週で迎えた13戦目は、初春特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（11戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキヨノスピードからハナ差の2着に甘んじた。

1月25日、中2週で迎えた14戦目は、久松城賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（12戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた15戦目は、フリージア特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（13戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフォートワースに1馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

2月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、春暖特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフォートワースに半馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

3月20日、中2週で迎えた17戦目は、春風特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（15戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。