ラックプロスト（1988年生、母ミラノジヨオー）

ラックプロスト（1988年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時22歳）と交配したミラノジヨオーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は今井秀樹。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦11勝。主な勝ち鞍は1990年のジュニアチャンピオン。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月15日、デビュー戦は西園正都騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

10月15日、中9週で馬体重を前走から36kg増やして迎えた4戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のギオングリーンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月22日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエルモスキーに8馬身の差をつけて優勝

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のジュニアチャレンジトロフィーr（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のピリミジンに2馬身半の差をつけて制した。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロパルダに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロパルダに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3歳（1991年）

1月3日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミスーダンに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカンキヨウトントンに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、紅梅特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアキノドオターに4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月30日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で古川哲也騎手（8戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1992年）

4月27日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古川哲也騎手（9戦8勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタービジョンに4馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

5月23日、中3週で迎えた14戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で古川哲也騎手（10戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグッバイヒーローに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で古川哲也騎手（11戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のインタークレセントに2馬身の差をつけて制した。

5歳（1993年）

5月9日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた16戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で古川哲也騎手（12戦11勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で古川哲也騎手（13戦11勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月25日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で古川哲也騎手（14戦11勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で古川哲也騎手（15戦11勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6歳（1994年）

5月4日、約9か月の休養明けで迎えた20戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（16戦11勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（17戦11勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。