エイトゴーオン（2004年生、母セーラーオジョウ）

エイトゴーオン（2004年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「８＋続く」。毛色は青鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したセーラーオジョウが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害6戦0勝、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D2三。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月3日、デビュー戦は南田雅昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

7月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月20日、中7週で迎えた5戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイセイゴールドをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた11戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したフェイジョアにクビ差届かず2着となった。

2月8日、中0週で迎えた14戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったシルクバリアントに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニホンピロバニラを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたリワードオーシャン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

9月28日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2009年）

2月15日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた26戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。