リアルタイソン（1998年生、母マレットラック）
Real Tyson
1998.05.16
リアルタイソン（1998年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時19歳）と交配したマレットラックが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、地方41戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3六ア。
経歴
デビュー前
2歳のとき、ジィワンファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。
出川龍一厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2000年）
8月23日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。
9月20日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
10月26日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
11月28日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
12月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
3歳（2001年）
1月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
2月5日、中3週で迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月13日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
6月29日、中9週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイワペルセウスに半馬身届かず2着に敗北した。
4歳（2002年）
12月2日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた12戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバブルカムロードを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。
5歳（2003年）
2月6日、中8週で迎えた13戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のダイカツハピコに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月24日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったスガノダンサーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
4月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。
5月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、伸びてきたトートアンカー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
6月5日、中4週で迎えた17戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったスガノダンサーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
7月3日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。
7月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
8月7日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
9月15日、中5週で迎えた21戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
10月3日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルゴフラッグにクビ差届かず2着に甘んじた。
11月11日、中5週で迎えた23戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
12月12日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はクリノハーブと並んで2着同着となった。
6歳（2004年）
1月15日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したマルゴフラッグを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。
2月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のモアトップウィンをクビ差振り切って3勝目をゲットした。
3月25日、中5週で迎えた27戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
4月16日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月12日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
6月23日、中3週で迎えた31戦目は、トウカイテイオー賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた32戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた33戦目は、オオカミの桃特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた34戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、アグネスフライト賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた35戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、ハンデ戦のリゲル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた37戦目は、ベガ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月7日、連闘で迎えた38戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた39戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、門別町建設協会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月11日、中4週で迎えた41戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。