テンリパワー（1999年生、母タニノグリン）

テンリパワー（1999年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のヘイセイパウエル（当時8歳）と交配したタニノグリンが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷川一男。戦績は、地方46戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系4歳以上B1。

経歴

デビュー前

前田高明厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

6月12日、デビュー戦は米田幸治騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は433kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F2（姫路ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマスグレコに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田幸治騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米田幸治騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米田幸治騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で米田幸治騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で米田幸治騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の兵庫オーナーズカップ（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で米田幸治騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系2歳T1（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で米田幸治騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系2歳T1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で米田幸治騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーザンからハナ差の2着に甘んじた。

11月16日、中0週で迎えた12戦目は、2歳戦のちくさ高原杯（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で米田幸治騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で米田幸治騎手（12戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、2歳オープンの園田2歳優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で米田幸治騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で米田幸治騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2002年）

1月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の若駒賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で米田幸治騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で米田幸治騎手（16戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で米田幸治騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳T1（姫路ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で米田幸治騎手（18戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系3歳T1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で米田幸治騎手（19戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で米田幸治騎手（20戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で米田幸治騎手（21戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた23戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（22戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のソルジエに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月6日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（23戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワールドラッドにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（24戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田幸治騎手（25戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で米田幸治騎手（26戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクロホマレを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米田幸治騎手（27戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で米田幸治騎手（28戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で米田幸治騎手（29戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米田幸治騎手（30戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で米田幸治騎手（31戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミキノユニバースに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で米田幸治騎手（32戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月16日、中1週で迎えた35戦目は、浜坂町麒麟獅子特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で米田幸治騎手（33戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月29日、中1週で迎えた36戦目は、南淡・淡路人形特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で米田幸治騎手（34戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた37戦目は、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で米田幸治騎手（35戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で米田幸治騎手（36戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロンボーイに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月19日、中1週で迎えた39戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で米田幸治騎手（37戦4勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で米田幸治騎手（38戦4勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で米田幸治騎手（39戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた42戦目は、アラ系4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で米田幸治騎手（40戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で米田幸治騎手（41戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた44戦目は、アラ系4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で米田幸治騎手（42戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブッシュミルズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた45戦目は、アラ系4歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で米田幸治騎手（43戦4勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキビノテイセンをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月14日、中0週で迎えた46戦目は、城北グリーンテニスクラブ特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で米田幸治騎手（44戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。