タケデンラベンダー（2002年生、母タケデンオパール）

タケデンラベンダー（2002年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ラベンダー」。毛色は芦毛。種牡馬のローゼンカバリー（当時9歳）と交配したタケデンオパールが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方18戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3四ア。

経歴

デビュー前

椎名広明厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2005年）

11月25日、デビュー戦は秋田実騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のピンクベルベットに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月17日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したエールストライクを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3八イ（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るレインボーサバイブを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

10月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

10月24日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月10日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサミンインパクトを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手にした。

3月7日、中7週で迎えた14戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハセノバスターを差し切れず、3馬身差の2着となった。

4月5日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3イ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したハセノバスターを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったハセノバスターに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したリンドタイカンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。