クラエガオ（1999年生、母クラスマイル）

クラエガオ（1999年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマチカネタンホイザ（当時10歳）と交配したクラスマイルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦4勝2着4回。2002年のマドモアゼルカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月3日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月4日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサントマズルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイザンニッポンからクビ差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルニシャンハイから3馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2002年）

4月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサヴイウエーに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、ふかがわワイン特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は板倉範明騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた16戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月3日、中0週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のマドモアゼルカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた20戦目は、正和特別（門別ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2003年）

1月1日、中9週で迎えた21戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミツアキタービンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月22日、中2週で迎えた22戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリチャンスに6馬身の差をつけて制した。

2月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメルクバルブルボンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたオグリチャンス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、早春特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

4月3日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3b Bb（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず最後はオグリマイケルと並んで4着同着となった。

5月19日、中3週で迎えた28戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6月23日、中4週で迎えた29戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。