クラウンアゲン（2013年生、母ブリリアントクラン）
Crown Again
2013.03.09
クラウンアゲン（2013年3月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「再び戴冠しよう」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したブリリアントクランが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地17戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上500万下。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 17戦3勝 [3-3-0-11/17]
- 総賞金国内
- 2,835万円
- 生年月日
- 2013年3月9日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 青鹿毛
- 厩舎
- 萱野浩二美浦
- 馬主
- 浅川皓司
- 生産者
- 矢野牧場
- セール落札価格
- 1,080万円
北海道オータムセール サラブレッド 1歳
- 抹消情報
- 中央：2019年1月30日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のブリリアントクランは中央平地4戦0勝。祖母のスターズインハーアイズは海外10戦0勝。曾祖母のウインドインハーヘアは海外G1・1勝（独国芝）。父のマンハッタンカフェは中央G1・3勝（京都芝[2勝:3000-3200m],中山芝[2500m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Stymie | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Prince John | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Bold Ruler | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Ribot | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Tudor Minstrel | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Nearco | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Khaled | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | War Admiral | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Nasrullah | 7×7*7*7 | 3.12% |
| 牡 | Polynesian | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Mahmoud | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Northern Dancer | 5*5*6 | 7.81% |
| 牡M | Buckpasser | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Native Dancer | 6*7*7*7 | 3.9% |
| 牡M | Roman | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 5×7*7*7 | 5.46% |
| 牝 | Pocahontas | 7×6 | 2.34% |
| 牝M | Natalma | 6*6*6*7 | 5.46% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 2-f
レース成績
経歴
デビュー前
1歳のとき、矢野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、浅川皓司によって1,080万円で落札された。
萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2015年）
10月25日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は416kg。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったメイプルキングにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。
3歳（2016年）
6月12日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に敗れた。
7月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ダイメイプリンセスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。
8月7日、中3週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたプルメリアブーケ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
8月20日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメープルパールに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月16日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフジノパンサーを半馬身振り切って2勝目を獲得した。
12月3日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の鳥羽特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
4歳（2017年）
8月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月3日、中2週で迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月4日、中8週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（5戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。
12月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は木幡初也騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に敗れた。
5歳（2018年）
4月14日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のサウンドストリートに1馬身3/4の差をつけて休養明けの一戦を物にした。
5月13日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（京都芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
6月24日、中5週で迎えた15戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の皆生特別（阪神芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
7月21日、中3週で迎えた16戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。
11月3日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。
12月2日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の鳥羽特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（8戦2勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（9戦2勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。
12月23日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下のクリスマスカップ（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（10戦2勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。
6歳（2019年）
1月26日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の知立特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。