カケノジンライ（1994年生、母シベーレスノニ）

カケノジンライ（1994年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンチェスト（当時11歳）と交配したシベーレスノニが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）掛川牧場。戦績は、中央平地2戦1勝、地方49戦7勝2着5回。1996年のラベンダー賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1996年）

4月24日、デビュー戦は堂山直樹騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマゾンホースから1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のクラペンシャルに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストヘリオスに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイナキャンドルに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で堂山直樹騎手（5戦3勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月25日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堂山直樹騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラサンゼットから4馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の青雲特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で堂山直樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で堂山直樹騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のサホロ特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で堂山直樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーレターに2馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

3歳（1997年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳戦の春風特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で堂山直樹騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若緑特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（11戦4勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のカノープス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のペガサス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（13戦4勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の旭川えぞまつ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（14戦4勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた17戦目は、プレアデス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（15戦4勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で堂山直樹騎手（16戦4勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月10日、中1週で迎えた19戦目は、札内特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堂山直樹騎手（17戦4勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた20戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北海優駿（岩見沢ダート2600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた21戦目は、駒園特別（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（18戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた22戦目は、ほしのゆめ特別（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は国信満騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、ウトナイ湖特別（門別ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（19戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、厚賀特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（20戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

1月2日、中1週で迎えた25戦目は、頌春特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（21戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた26戦目は、沼の端特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（22戦4勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた27戦目は、花岡特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（23戦4勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、ディレクTV特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堂山直樹騎手（24戦4勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた29戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D2（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた30戦目は、荒井山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（25戦4勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた31戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は国信満騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマイシャトルに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月24日、中1週で迎えた32戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマゾンホースからクビ差の2着に甘んじた。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、マゼラン特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセミイホーからクビ差の2着に甘んじた。

7月28日、中2週で迎えた34戦目は、シャクシャイン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（26戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた35戦目は、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（27戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカエースに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月25日、中1週で迎えた36戦目は、メグレス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（28戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた37戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（29戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカエースに1馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

10月7日、中3週で迎えた38戦目は、アポイ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は国信満騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた39戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、五輪大橋特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中7週で迎えた40戦目は、樽前山特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は国信満騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1999年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、初春特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた42戦目は、美原特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた43戦目は、門別えぞまつ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（30戦6勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた44戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、沙流川特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた45戦目は、アンタレス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は国信満騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた46戦目は、士別九十九特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホンキノワタシから2馬身半差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた47戦目は、ほしのゆめ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた48戦目は、プレアデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（31戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタエイコウに1馬身半の差をつけて優勝

8月19日、中3週で迎えた49戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（32戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた50戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（33戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2000年）

7月4日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた51戦目は、北海道レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（34戦7勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。