シゲルミズガメザ（2017年生、母カイドウ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際智から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって550.8万円で落札された。

2歳（2019年）

6月22日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は和田翼騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

8月25日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のコウエイバクシンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、連闘で迎えた6戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの秋明菊賞（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた8戦目は、2歳1勝クラスのさざんか賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3歳（2020年）

1月11日、中3週で迎えた9戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

2月8日、中3週で迎えた10戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

6月6日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

9月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーブルオールからクビ差の2着となった。

4歳（2021年）

1月16日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティウェイに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

2月20日、中4週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（中京障害芝3900m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2021年5月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。