シルクロッシュ（2006年生、母シルキーフェリス）

シルクロッシュ（2006年6月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋岩（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時9歳）と交配したシルキーフェリスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は奥山博。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,300万円（2.6万×500口）で一口馬主が募集された。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月25日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず17着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中克典騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中克典騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田中克典騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く18着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた6戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデュナメスを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

9月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーホウロッキーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中3週で迎えた8戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモッキンバードに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコルムケーティーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マタハリクーにクビ差交わされて2着に甘んじた。