グリンブック（1999年生、母ロッキーグリン）

グリンブック（1999年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したロッキーグリンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

4月26日、デビュー戦は米川昇騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワタシノデバンをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのふかがわワイン特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ12歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの登別スパランド特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2002年）

6月26日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた6戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。17着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月28日、中7週で迎えた10戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマーシンボルから2馬身差の2着に敗北した。

1月20日、中1週で迎えた12戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンローヤルに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4月12日、中1週で迎えた17戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた18戦目は、れんげそう特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた19戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネセイダイに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C4イ C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤマクロスに3/4馬身の差をつけて4勝目を収める

6月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハナケンサンライズをクビ差制して5勝目をマークした。

8月16日、中6週で迎えた23戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクミショットガンから1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた24戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2004年）

3月19日、約7か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般C3ホ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた27戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は三上智也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。