スプリングカタセ（2010年生、母スプリングテンダー）

スプリングカタセ（2010年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋片瀬江ノ島より」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時8歳）と交配したスプリングテンダーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の一般C11。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

6月16日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

8月10日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

9月29日、中6週で迎えた3戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい18着に終わった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったウタヒメにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中3週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シアワセノホシに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マーティンゴールドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

1月23日、中5週で迎えた7戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のイデアリスタに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中2週で迎えた8戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた9戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパルテンツァに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月10日、中3週で迎えた10戦目は、好きです、笠松けいば（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C11 14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた12戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、セイカクロノスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルジュボットに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。