イチモクサン（2020年生、母レアシルウィア）
Ichimokusan
2020.05.10
イチモクサン（2020年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラニ（当時7歳）と交配したレアシルウィアが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は東栄牧場。主な勝ち鞍は2023年の61.5万円以下。
経歴
デビュー前
1歳のとき、東栄牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
堀江仁厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2022年）
7月14日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた2戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。
12月6日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。
12月27日、中2週で迎えた4戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の36万円以下（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
3歳（2023年）
1月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。
2月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の61.5万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持久力でジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のリケアネーブルを半馬身振り切って初白星を挙げた。
3月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の215.3万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。
3月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
4月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
5月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
6月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、リケアミネオラに交わされて1馬身半差の2着となった。
6月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた14戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の315.0万円以上（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。
4歳（2024年）
2月13日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。
2月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。
3月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。
4月9日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
4月24日、中1週で迎えた19戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、たて座特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた20戦目は、アビー賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は福原杏騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
6月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。
6月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリコーヘンメリーをクビ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。
7月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
8月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で福原杏騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
9月11日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で福原杏騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。
10月1日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で福原杏騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた28戦目は、ノックアウト賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で福原杏騎手（9戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で福原杏騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。
12月4日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で福原杏騎手（11戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。
12月29日、中3週で迎えた31戦目は、フジテレビ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で福原杏騎手（12戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。
5歳（2025年）
1月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で福原杏騎手（13戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。
1月27日、中1週で迎えた33戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。
2月19日、中2週で迎えた34戦目は、渋谷川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（14戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（15戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた36戦目は、ゴールデン・ドリーム賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（16戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた37戦目は、オレンジ・ブロッサム賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（17戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。
4月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
5月20日、中2週で迎えた39戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
6月10日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、東栄牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
堀江仁厩舎（大井）へ入厩。
7月1日、デビュー戦は桜井光輔騎手を鞍上に据えて、一般C2九十十一（大井ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
8月11日、中8週で迎えた41戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。
9月1日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。