ヒノデタイトル（1990年生、母ハセノフイリー）
Hinode Title
1990.02.17
ヒノデタイトル（1990年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時16歳）と交配したハセノフイリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地22戦1勝2着3回、地方25戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。
経歴
デビュー前
後條雄作厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1992年）
6月2日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイシャイニングから半馬身差の2着に敗北した。
7月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月28日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンエツルビーから3/4馬身差の2着となった。
8月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスローズに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月29日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
3歳（1993年）
2月1日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノワイヤルから1馬身差の2着に敗北した。
2月27日、中3週で迎えた9戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月27日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギオスロに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月19日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲノライデンに2馬身の差をつけて優勝
4歳（1994年）
1月5日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナオミノユメに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。
1月23日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスミルに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月7日、中1週で迎えた19戦目は、C1（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月28日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のムラノオンリュウをハナ差制して6勝目を挙げた。
3月13日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオオショウブルボンをアタマ差制して勝利を手中に収めた。
4月24日、中5週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルロッチに1馬身半の差をつけて8勝目を手にした。
5月5日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラツィンクルに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月21日、中1週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスセイコーをハナ差制して怒涛の5連勝を決めた。
6月4日、中1週で迎えた25戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセレントプランに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
7月16日、中5週で迎えた26戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
5歳（1995年）
1月14日、約6か月の休み明けで迎えた27戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。
1月29日、中1週で迎えた28戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。
2月18日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。
4月8日、中6週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた31戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
4月30日、連闘で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイポセイドンにハナ差交わされて2着となった。
5月20日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のダンヒルシチーを半馬身振り切って勝利数を12に伸ばす
6月3日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下の三木特別（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下のインディア・トロフィー（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた36戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヒゴノスター決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。
7月30日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝2600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。
8月26日、中3週で迎えた38戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の五稜郭特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。
6歳（1996年）
5月11日、約8か月半の休養明けで迎えた39戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい13着に敗れた。
6月1日、中2週で迎えた40戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
6月16日、中1週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下の舞子特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の生田特別（阪神芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上900万下の西部日刊スポーツ杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上900万下の九州スポーツ新聞杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。
8月24日、中3週で迎えた45戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の日南特別（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、2着となった。
9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。
9月22日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた47戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の兵庫特別（阪神芝2500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。