クリスタルストーン（2004年生、母リキセレナード）

クリスタルストーン（2004年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「水晶石」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したリキセレナードが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、地方9戦7勝。主な勝ち鞍は2008年の芦ノ湖特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2007年）

8月10日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエンジェルマリモに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエンジェルマリモに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオトコノロマンに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月11日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の雪ノ下特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2008年）

1月28日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフロマージュブランに2馬身半の差をつけて制した。

2月27日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキーケースに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

3月18日、中2週で迎えた7戦目は、カメリア特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るインディタッチを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

4月18日、中3週で迎えた8戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミシックターフに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月7日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。