ローズイホーマー（1986年生、母ローズイベンチヤー）

ローズイホーマー（1986年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時16歳）と交配したローズイベンチヤーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地11戦2勝2着1回、地方30戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は1990年の文知摺特別(500万下)。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月4日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブゼンマリーナに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、4歳以上400万下の二本松特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下の西湖特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上400万下の醍醐特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷内秀夫騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4歳（1990年）

1月7日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月17日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小谷内秀夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、キングゲートに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小谷内秀夫騎手（8戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で小谷内秀夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のツルマイソロンを3/4馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

11月3日、中3週で迎えた11戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の河口湖特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを5馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

5歳（1991年）

3月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた13戦目は、黒宮高徳騎手を鞍上に迎えて、B2ニ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノスターオーに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、あざみ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒宮高徳騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノスターオーから半馬身差の2着に敗北した。

6歳（1992年）

1月6日、中1週で迎えた16戦目は、小瀬良昌騎手を鞍上に迎えて、C1ヘ（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノミノルをクビ差制して4勝目を奪取した。

10月29日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた18戦目は、C3ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、C3ロ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタアカイモンに4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月8日、連闘で迎えた20戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米山哲郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセルシオミーナに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

7歳（1993年）

1月17日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で米山哲郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月31日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、雪割草特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた24戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は米山哲郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスティダイヤから3馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（6戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーブルコウセイからクビ差の2着に甘んじた。

3月23日、連闘で迎えた26戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイッコーロマンに半馬身の差をつけて制した。

4月12日、中2週で迎えた27戦目は、おひつじ座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米山哲郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた28戦目は、さくら特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米山哲郎騎手（9戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた29戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米山哲郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた30戦目は、しゃくなげ特別（名古屋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で米山哲郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のイチユウビイジョンに2馬身半の差をつけて8勝目を手に入れた。

5月23日、中1週で迎えた31戦目は、あやめ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で米山哲郎騎手（12戦4勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のナスティダイヤに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、中1週で迎えた32戦目は、紅花特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で米山哲郎騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドハンターに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月7日、約6か月の休み明けで迎えた33戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で米山哲郎騎手（14戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた34戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた35戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、B2ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラテンユウからハナ差の2着に惜敗した。

1月21日、中1週で迎えた36戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は米山哲郎騎手（15戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノドンから1馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中1週で迎えた37戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（16戦6勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた38戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（17戦6勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた39戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米山哲郎騎手（18戦6勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた40戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米山哲郎騎手（19戦6勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーコービックから3/4馬身差の2着となった。

3月27日、中0週で迎えた41戦目は、たんぽぽ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米山哲郎騎手（20戦6勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。