トールキン（2020年生、母エルビッシュ）
Tolkien
2020.03.16
トールキン（2020年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したエルビッシュが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
西園正都厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2022年）
7月16日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、タガノタントにクビ差交わされて2着に惜敗した。
8月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のペイシャフラワーに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
9月24日、中5週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。
12月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳1勝クラスの黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
3歳（2023年）
2月4日、中7週で迎えた5戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトレンディスターを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。
2月26日、中2週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
5月27日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。
8月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの西部スポニチ賞（小倉芝1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
11月25日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。
4歳（2024年）
1月27日、中8週で迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカンチェンジュンガに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
3月9日、中5週で迎えた11戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。
4月6日、中3週で迎えた12戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの花見山特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。
7月7日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
8月24日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの清洲特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。
10月12日、中6週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。