ヴォルタ（2014年生、母エイシンパンドラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、アフロinELPasoによって345.6万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月8日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタイセイストリークに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月26日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

4歳（2018年）

2月24日、約8か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

7月8日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた8戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、宮地氏生涯副参事特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、レンベルガーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のシゲルヤマトに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、祝結婚&700勝特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のエクセレンワールドに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月14日、中2週で迎えた11戦目は、高知競馬に感謝特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、麻優とけんちゃん特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバルダッキーノに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、べふ峡特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったクールジャイロに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた14戦目は、瀬戸川渓谷特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた15戦目は、いつもありがとう特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎雅由騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた18戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイソに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

1月29日、中1週で迎えた19戦目は、安居川特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2月19日、連闘で迎えた21戦目は、渡辺彩夢特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた22戦目は、ポンカンジャム特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（12戦3勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた23戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（13戦3勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（15戦3勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、紋伍誕生2ヵ月特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（16戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。