リフレシングムード（1993年生、母サワヤカプリンセス）

リフレシングムード（1993年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャロルハウス（当時8歳）と交配したサワヤカプリンセスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地25戦4勝2着6回、地方23戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の讃岐特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

5月3日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は478kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタイキゴールドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月25日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったハイドアンドシークに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフサイチヒロシに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスターアタックを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

12月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

4歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の室町特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したシンキャロルを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月9日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイエムベンチャーに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月5日、中3週で迎えた11戦目は、淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた12戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、上賀茂ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、6着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた13戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、フィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

5歳（1998年）

1月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（8戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったピュアサウンドに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったトウヨウナイスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の讃岐特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（10戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシュネルをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

4月5日、中3週で迎えた18戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、竹秋ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上1600万下の上賀茂ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（11戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上1600万下のフィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、伸びてきたホーマンランドオー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中2週で迎えた21戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の大沼ステークス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

6歳（1999年）

3月14日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、5歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（12戦3勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

4月18日、中4週で迎えた23戦目は、5歳以上1600万下の京葉ステークス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（13戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上1600万下の上賀茂ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のフィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（14戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

9月21日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、サファイヤ特別（上山ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったインタープリュームからクビ差の2着に甘んじた。

10月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードモナークに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月19日、中1週で迎えた28戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のデュークウェインに8馬身の差をつけて制した。

11月14日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞の以上杉まつり賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた30戦目は、トパーズ特別（上山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の以上山グランプリ山形記念（上山ダート2300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（2000年）

4月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、ダイヤモンド特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセントアトラスに半馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

5月23日、中3週で迎えた33戦目は、一般A1（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月16日、中7週で迎えた34戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般A（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントアトラスから3馬身差の2着に敗北した。

10月29日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般A（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた38戦目は、一般A3（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた39戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（上山ダート1500m 雪/重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8歳（2001年）

4月24日、約4か月半の休養明けで迎えた40戦目は、ダイヤモンド特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（11戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた41戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた42戦目は、エメラルド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた43戦目は、パール特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた44戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘクターシールドに1馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

12月10日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた45戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

12月23日、中1週で迎えた46戦目は、ターコイスカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9歳（2002年）

1月19日、中3週で迎えた47戦目は、地方重賞の荒尾金盃（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた48戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。