ナイトフォールサン（2020年生、母クィーンズトレイル）

ナイトフォールサン（2020年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「日暮れの太陽」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時8歳）と交配したクィーンズトレイルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。主な勝ち鞍は2024年の煮え渕ポットホール特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川勝春から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、星野祐介によって220万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。17頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

10月29日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は横山琉人騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で横山琉人騎手（6戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月1日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

8月19日、中6週で迎えた11戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、バルバル特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 16（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったクリソグランシャに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた19戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、2023ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

4歳（2024年）

1月10日、中0週で迎えた20戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3月27日、中8週で迎えた23戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた27戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エッセンシャリティに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマルカフロンターレに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、煮え渕ポットホール特別（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムーランドールに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、コウエイスーシェフに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったセイウンデイスターにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のエンパスを3/4馬身振り切って3勝目を奪取した。

9月19日、中1週で迎えた34戦目は、月光特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた35戦目は、清秋特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で塚本征吾騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた36戦目は、晩秋特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で塚本征吾騎手（9戦3勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月22日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、夫婦特別（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた38戦目は、冬木立特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5歳（2025年）

2月12日、中9週で迎えた39戦目は、一般B5（名古屋ダート920m 小雪/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。