スズオールマイティ（1996年生、母スズファンタジー）

スズオールマイティ（1996年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時17歳）と交配したスズファンタジーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦7勝2着4回。1999年の道営記念(地方重賞)に勝利した他、1999年の北海優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

10月28日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイレクトショーから5馬身差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた3戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマコバタローから1馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1999年）

4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、4歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブロンズクィーンに約16馬身の大差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチイサナホシに4馬身の差をつけて制した。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドライオンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンのカノープス特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（7戦3勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（8戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤウイルをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた12戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた13戦目は、レ・コードの湯特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロノトリガーから半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（札幌(地)ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモミジイレブンからアタマ差の2着に甘んじた。

11月9日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（9戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーボームに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、穂別特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクロノトリガーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月23日、中3週で迎えた17戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（11戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバースワットに半馬身の差をつけて7勝目を手にした。

4歳（2000年）

5月4日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、地方重賞の瑞穂賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（12戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中6週で迎えた19戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 雨/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（13戦7勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた20戦目は、川湯ラピュタ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（14戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた21戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（15戦7勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた22戦目は、札幌日経オープン（札幌芝2600m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で斉藤正弘騎手（16戦7勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた23戦目は、日高軽種馬農協特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤正弘騎手（17戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で斉藤正弘騎手（18戦7勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2001年）

5月9日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。