ケージートチオトメ（2009年生、母ケージープリンセス）

ケージートチオトメ（2009年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋栃乙女」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したケージープリンセスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C2 25。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

3月10日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月12日、中8週で迎えた2戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた3戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた4戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマイビッグレディーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったカシノレインボーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクラウンカンターレに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず3着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中直人騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中直人騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月9日、連闘で迎えた13戦目は、グッドラックカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中直人騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で田中直人騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

4歳（2013年）

1月6日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中直人騎手（11戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったダイメイサンジに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月13日、連闘で迎えた16戦目は、千両賞（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中直人騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたコスモタイムマシン決め手に屈してハナ差の2着となった。

1月26日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で田中直人騎手（13戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で田中直人騎手（14戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で田中直人騎手（15戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で田中直人騎手（16戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた21戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月20日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中直人騎手（17戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（18戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（19戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた26戦目は、チャレンジシリーズ第8戦（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（20戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（21戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（22戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた29戦目は、チャレンジシリーズ第14戦（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（23戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月5日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のツカサハピネスに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（24戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（25戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた33戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（26戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5歳（2014年）

1月2日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は日野太一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた36戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第35戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（27戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。